Sunday, December 1, 2013

遼、耐えて首位と4打差5位タイ!短期決戦で3連覇に挑む




2011年09月03日15時58分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 諸藤 将次 -6
2 M・ママット -3
3 K・アフィバーンラト -2
小田 孔明 -2
5 石川 遼 -1
薗田 峻輔 -1
7 伊佐 専禄 0
岩田 寛 0
ベ・サンムン 0
星野 英正 0


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残り18ホールで逆転なるか(撮影:米山聡明)






フジサンケイクラシック 第1ラウンド◇3日◇富士桜カントリー倶楽部(7,405ヤード・パー71)>

 太平洋から接近している台風12号の影響を受け進行が大幅に遅れている、国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」。3日目も雨の中のラウンドとなったが、中断を挟みながらようやく第1ラウンドが終了。大会は36ホールの短縮競技となり残り18ホールで勝敗を決する。

「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る

 2日目に行われた第1ラウンドの前半を1オーバーで終えていた石川遼は、この日も雨の中我慢のゴルフ。スタート直後の1番のバーディパットを外すと、続く2番、3番もバーディチャンスを逃し思うようにスコアを伸ばせない。それでも最難関の5番パー5では約5メートルのパーパットをねじ込むなど懸命に踏みとどまると、7番パー3ではティショットを2メートルにつけバーディを奪取。最終9番は「真っ直ぐなんだけど、真っ直ぐと読むのが難しい」という1.5メートルのパーパットも気合いで沈め、イーブンパーでホールアウト。首位と4打差の5位タイで最後の18ホールに挑む。

 この日は強雨に加え、コロコロと向きを変える気まぐれな風でアイアンの距離感に苦しんだ。「台風の影響で風が舞っていた。5番のセカンドがフォローだったのに、折り返した6番の3打目もフォローでオーバー。さらに、雨が降るとクラブとボールの間に水分が入るのでフライヤー気味に飛んでしまう。フェアウェイから打っても水が入ってしまうので難しかった」とこの日は思うようにグリーンをとらえられず伸び悩んだ。それでも、絶妙なアプローチとパッティングでしのぎきり上位をキープ。「粘り強くプレーできた」と満足気な表情を見せた。

 36ホールの短縮競技となることが決定した今大会。それを一番悔やんでいるのは、大好きと語る富士桜での大会3連覇に挑む石川かもしれない。「このコースをプレーすることに対して楽しみだなと思っていた。1ラウンドでも多くこのコースをプレーしたいのに非常に残念です。でもその分、プレーできる瞬間瞬間を大切にしたいと思えた」心待ちにしていた今年の富士桜でのラウンドも残りは18ホール。3連覇へ向け中止になった36ホール分の思いもまとめて爆発させる。

【第1ラウンドの順位】
1位:諸藤将次(-4)
2位:星野英正(-2)
3位T:市原弘大(-1)
3位T:室田淳(-1)
5位T:石川遼(E)他9名

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